厚生労働省が高度専門職に対して行ったヒアリング結果の概要
厚生労働省が高度専門職に対して行ったヒアリング結果の概要
2018年6月12日に参院厚労委理事会に提出されたものから。上西先生のツイートから→
https://twitter.com/mu0283/status/1006379570814021633
1 | 研究開発職(製造業において研究開発業務に従事) 「1日4〜5時間の研究を10日繰り返すよりも、2日間集中した方が、トータルの労働時間は短くて済む。」 |
平成27年3月31日 人事担当者が同席 |
2 | コンサルタント(業務改善コンサルティングに従事) 「長時間労働をする者のほうが残業代により報酬が多くなるため、理不尽な思いを抱いており、パフォーマンスが高いスタッフに多くの報酬があてられるようになれば、モチベーションアップにつながる。」 |
平成27年5月11日 人事担当者が同席 |
3 | アナリスト(業界毎の株価分析・評価を行う業務に従事) 「チャレンジしたい人にはチャレンジできる環境を作って欲しい。」 |
平成30年2月1日 人事担当者が同席 |
4 | アナリスト(業界毎の株価分析・評価を行う業務に従事) 「確かに人には限界があるが、ある一定の期間で業務をこなさなければならない時に、後で休みもしっかり取れることができれば、ネガティブなことはない。」 |
平成30年2月1日 人事担当者が同席 |
5 | アナリスト(業界毎の株価分析・評価を行う業務に従事) 「様々な知見を仕入れることが多く、仕事と自己啓発の境目を見つけるのが難しい。」 |
平成30年2月1日 人事担当者が同席 |
6 | コンサルタント(知財アドバイザーに従事) 「労働時間に比例してお金をもらうような仕事ではなく、プロジェクトを成功させて報酬をもらう仕事であると十分理解している。労働時間の制約があると成功できる仕事も成功できずチャンスを失うことになってしまう。」 |
平成30年1月31日 人事担当者が同席 |
7 | コンサルタント(財務アドバイザーに従事) 「時間の制約があることについて、労働者としてはよい経験ができる機会が失われてしまう。自分の成長性や自己実現が損なわれるため、モチベーションも失われる。」 |
平成30年1月31日 人事担当者が同席 |
8 | コンサルタント(財務アドバイザーに従事) 「健康面については、自分自身も食べるものや運動等に気をつけて自己管理をしている。メリハリをつけて仕事をしているし、仕事とプライベートを充実させ、ストレスをためないようにしている。今現在、労働時間に裁量があるのでリフレッシュもできる。」 |
平成30年1月31日 人事担当者が同席 |
9 | コンサルタント(システムコサルティングに従事) 「自律的に働くことで、グローバルな業務で時差対応が必要な時にも融通がきく。」 |
平成30年1月31日 |
10 | コンサルタント(システムコンサルティングに従事) 「自律的に働くことは、自社において自律的に場所を選ばず働くことができる環境は整っているので、メリハリのある働き方をして、生産性を上げることに繋がると考える。」 |
平成30年1月31日 |
11 | コンサルタント(システムコンサルティングに従事) 「(現在は裁量労働制が適用されているが)働きすぎと感じたら自ら上司に交渉している。」 |
平成30年1月31日 |
12 | コンサルタント(業務改善コンサルティングに従事) 「各自が自分株式会社の社長という認識でいる。」 |
平成27年5月11日 人事担当者が同席 |
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